
先進国とそうでない国の大きな違いは、目に見えるインフラよりも社会保険などの充実の差にあるかもしれません。
現在北米や日本や西欧などの先進国に追いつき追い越せといった感じで、急速に経済発展している国が数ヵ国あります。その代表格がBRICsと呼ばれるブラジル(B)、ロシア(R)、インド(I)、中国(C)です。そのBRICsの中でもGDPでドイツを追い抜き、世界第3位のGDPを誇る中国の躍進は驚異的です。たしかに上海の中心部などは近代的な高層ビルが立ち並び、国際空港から都市部までをリニアモーターカーが走る、といった発展ぶりです。しかしそんな中国も社会保険などの制度は、まだ先進国並みというわけにはいかず、人々が安心して暮らせるためにも社会保険の充実が急務であるとされているのです。
それではまず社会保険の定義について確認しておきましょう。この社会保険というのは日本の社会保障制度のひとつであり、これを直接に管理したり運営したりするのは国や地方公共団体です。その目的は加入者の病気、怪我、死亡、失業などのリスクについて保障するということなのです。
日本には社会保険の他にも、児童手当、社会福祉、公的扶助、保健衛生などの社会保障制度がありますが、その中でも社会保険の制度はその中核をなす重要なものとなっています。ちなみに運営するのが民間ではなく公なので社会保険と呼ぶのです。
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